子ども劇場は福岡市で56年前に誕生しました。当時は子どものための演劇や人形劇などを鑑賞する機会も少なく、子どもたちが豊かな文化活動を行える環境は少ない時代でした。そのことに危惧をいだいた母親と青年が、すべての子どもたちがすぐれた文化に接することができ、子どもの文化を育てていける場として、子ども劇場を設立しました。

現在もその精神は受け継がれ、年間5回の舞台劇や人形劇、音楽などの舞台鑑賞(例会)や子どもや乳幼児の活動など、子どもの成長発達を保障する活動を目指しています。

 福岡みらい子ども劇場は粕屋郡の南部地域を対象に、会員70名程度の小さな組織ですが、会員同士が仲良く活動しています。もちろん、例会の鑑賞だけでも可能です。一度、のぞいてみませんか。

<鑑賞活動/例会活動>

 生の舞台を観ることはテレビなどのメディアと違い、舞台と客席が同じ空間で感動や共有しすることで、創造力・想像力が育ちます。作品は、幼児から小学校低学年のための低学年作品、小学校高学年から中高生・大人のための高学年作品、そして幼児を対象にした作品など年齢に応じた作品を鑑賞します。


 福岡みらい子ども劇場の鑑賞例会は、宗像市・福津市・古賀市・新宮町にある子ども劇場と合同でおこなっています。そのため古賀市や新宮町、福津市の会場でおこなわれます。

<自主活動>

 子ども劇場では、子どもたちが中心なっておこなう活動や会員のサークルや地域での活動、子育てをともに支え合う活動など様々な活動を「自主活動」としておこなっています。

 会員同士のつながりを大切にした活動や様々な学習会などを定期的におこなっています。


<子ども劇場のあゆみ>

1966年

福岡市に「福岡子ども劇場」が誕生。 その後、福岡県内、全国に子ども劇場が広まる

1973年

福岡子ども劇場が東部・西部・南部・中部の4つの子ども劇場に分割

1980年

福岡中部子ども劇場から志免子ども劇場として独立

1997年

名称を福岡みらい子ども劇場へ変更

<子ども劇場に入会するには?>

 子ども劇場は会員制です。会員になることで年間5回の舞台鑑賞(例会)や対象年齢にあった活動に参加できます。また、地域にあるサークルに属することで人と人とのつながりをつくっていきます。

 活動には参加できない、地域のサークルには所属できないけど鑑賞例会は観たい。観るだけの方も会員になることができます。

 

■会費

 月額、一人 1,400円 (大人、子ども同額・子どもは4歳から会費が必要になります)

 ※1歳~3歳のお子さんには乳児費として、月額 500円が必要になります。

 

■会員登録費(入会時のみ)

 一人    300円

 

<支援会員>

子ども劇場を支えてくださるための制度です。年間一回のご希望の舞台鑑賞(例会)にご招待します。

■会費

 年額 一人 3,000円 (年度は9月~8月になります)

 

※入会後2ヶ月間は脱会できません。